懐かしの大阪万博と鉄道
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万博の観客輸送を語るとき国鉄(当時)の存在を忘れる事は出来ません。
特に新幹線、当時はまだ東京―新大阪間のみでしたが多大な威力を発揮しました。
朝のうちに新大阪に着く列車はそれこそ通勤電車並みの混雑振りで、駅構内も終日賑わっておりました。
見物に訪れた小生の親戚もその雑踏振りにびっくりしたと言っておりました。
「ひかり」が16両編成になったのも万博直前のダイヤ改正からで、人出の多さに備えたものでありました。
(当時はひかりとこだまのみ)

在来線も同様で、茨木駅を拠点駅として臨時列車を増発、中短距離の観客輸送に活躍しました。
茨木駅西側の駅前バスターミナルは、会場東口とを結ぶシャトルバスの発着等に備え開催前に整備されたものです。

ただ新幹線も在来線も、北大阪急行や阪急のように会場ゲートに直結しておらず、
画像的にはもう一つ面白みがなかったせいかIO氏も殆んど撮っておられません。
特に新幹線は外見的には普段と何ら変化なく写真の撮りようがありませんでした。

この写真は関東から応援の113系スカ色。
行先表示が「茨木」となっているのが当時を偲ばせる。
(昭和45年9月吹田にて撮影)



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